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毛髪のダメージ補修と皮膚科学について常に研究をしてます。 内閣府認定・公益法人毛髪科学協会・会員  取得協会認定資格   毛髪診断士&認定講師 休日は、国宝の建造物めぐりをしながら撮影 夏はダイビングをしながら海中撮影 気候のいい時は自転車で走り回ってます。 沖縄三線を引きながらの晩酌が日課です。

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2012年11月20日 (火)

新トリートメント体験

キャンペーン中の新トリートメントを体験

モデルは、トーンアップや黒染め、ストレートを繰り返したダメージ毛
くせ毛なんでダメージだけでなく、ボリュームもけっこうある毛髪

施術前
Img_2065
クセとダメージで毛先のまとまりがなく、指も通らない状態weep
モデルさんの希望は指通りが良くなることと、毛先が落ち着きたいということ。

ご希望に合わせ、コラーゲンベースのトリートメントを調合
地肌から毛先までトリートメントを塗布してスチーミング
その後、頭皮のマッサージをしてお流し。

施術後、フィンガーブローのみの状態
Img_2068
毛先に若干パサつきはあるが、モデルさんは大満足heart04
軽くブラシを入れるだけで、毛先までしっとりサラツヤshine
Img_2072
ダメージケアから頭皮ケアまで1度でできるトリートメントなんでぜひ一度お試しくださいpaper

2012年11月11日 (日)

ツヤ髪対決~EM2 vs セラミド~

サンプルで送られてきた髪がツヤツヤになるというミネラル水

1_25海洋深層水と海藻や植物から抽出したミネラルが主原料の水らしい。
送られてきたパンフレットを見ると塗布して乾かすだけで下の写真のようなツヤが出るみたい

2_22実際モデルで検証してみた。

3_15シャンプー後、乾かしただけの状態
カラー・パーマ・縮毛矯正を繰り返しているダメージ毛weep

4_11アップにするとダメージがさらによくわかるでしょpaper

今回は違いを見るために、いつも使用しているセラミドと比べてみました。
右がEM2、左がセラミド

5_7左半分は毛先まで落ち着いているけど、右半分はやる前よりは多少落ち着いているけどあまり変わってないsweat01
左右ではっきりとした違いが出た。

6_2EM2が良いものかの検証するはずが、当店で使用しているセラミドがいいという証明をするための検証になってしまいましたsweat02
パンフレットには水をいかに入れ込むか、水分をどれだけ保持させるかが大切で、それによりツヤ髪になれるということでした。

今回の検証で、艶も落ち着きもEM2よりセラミドの方がツヤ髪にするには向いているという結果がでました。
セラミドの濃度や品質にもよるのですべてのセラミドで同じ結果が出るとは限りません。

===腐らない水について===
ビーワ○やル・カレスモ○みたいに腐らない水をオリジナルの特別な水と言っているところもあります。
上記の商品は微弱電荷技術を使った水をメチャクチャ薄めて使用しているだけなのに・・・
薄め過ぎなんで時間が経つと腐ります・・・
*微弱電荷を使用した水は特殊ですが、上記のオリジナルではなく別のところで製造したものを使用しているだけです。

ちなもに当店にある微弱電荷の水は100%で、ビーワ○やル・カレスモ○などのレベルが低いものとは違いますpaper

ル・カレスモ○にいたっては、化粧品用のものではなく、工業用の微弱電化水を使ってるらしいので肌に使用するのはチョット怖いです。
同業者の方も上記のものの商品説明には嘘が多いので気を付けてくださいね。
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2012年9月30日 (日)

ダメージ毛でも持続するスーパークリープカール

半年以上前にかけたスパークリープカール

1_26今回は根元のボリュームダウン
半年以上経っているのに乾かすだけで、このカールですhappy01
スーパーダメージ毛でこれだけ持続するパーマはなかなかないでしょ~scissors

2_23リッジもしっかり出ていて、今でもキレイなカールを保ってますpaper
ダメージ毛にこれだけキレイなカールを出せるとこも少ないと思いますが、半年以上経ってもこれだけキレイなカールが持続させることは他にあるのでしょうか?

デジパエアウェーブなどの超ダメージパーマで持続させるのもいいけど、
ダメージレスでキレイに持続するスパークリープカールはもっといいですよsign03

2012年5月26日 (土)

ビビった前髪の素髪矯正(2)

先日、アイロンでビビった前髪の矯正の2回目

前回は薬剤や温度設定がソフトすぎたので、若干の修正&質感UPで終わったので今回はさらにキレイを目指し挑戦してみます(^^)/

今回もphは弱酸性
薬剤はシスアミ&チオ
セラミド・シスチンはたっぷり補給

遠赤で10分
プレーンリンス後、ケラチン・コラーゲン・セラミドなどを補給してクリープ20分
*前回と一緒

アイロンは150℃に上げてみた

2液は加水1%で

1_27完璧とは言えないけど、ほぼ元通りになりました(^^)v

ビビリ毛も治せるようになりました^^

2012年5月23日 (水)

ヘマチン(グロスフィリン)について

いろんな処理剤がありますが、今回はヘマチンについて

ヘマチンはヘモグロビンから作られた別名「グロスフィリン」

ヘマチンはグロビンと離れると何かに結合しようとします。
 髪の90%を占めるケラチンがグロビンの分子構造と似ているので、ヘマチンを髪につけるとケラチンと結合し髪を補修してくれます。
酸素を吸収する働きがあるので活性酸素の除去にも効果的。
したがって、アルカリカラーやブリーチなどに使用される過酸化水素水などの残留による負担軽減や残留アルカリの除去にも効果があります。
また、メラニン色素を復元する作用があるといわれているので白髪予防にも効果が期待できるかもしれません。
そして紫外線吸収効果まであります。

カラーの退色防止、育毛促進、脱毛予防、脱臭効果、タンパク質定着強化、薬剤毒素の残留除去、活性酸素除去、紫外線の吸収などイロイロ
万能とさえ思える処理剤です。

その素晴らしいヘマチンもほとんどのメーカーは薄すぎて効果がないものが多いのではないかと思います。

業界での高濃度品といわれているインサイトやオレンジコスメのヘマチン。
これらの濃度は約5%です。
このヘマチンをさらに10倍~20倍に薄めての使用をすすめています。
中には5%のヘマチンを原液などと謳っているサロンまで存在します。

下記の写真、右側が業界でも高濃度と言われる5%のヘマチンです。
左は当店で使っているヘマチンですが、どっちが高濃度だと思いますか?

1_28一目瞭然でしょ!
業界でも高濃度と言われてるものも水のようなヘマチンです。
もちろん効果も濃度によりますのでそれなりです。

本物に出会ってない美容師はホントに可愛そうです。
ヘマチンに限らずケラチンなども同じで薄いものばかりですので効果が・・・
メーカーさんには本物と呼べるものを作っていただきたいものです。

私たちは常により良い薬剤と技法をを探し、少しでもお客様の髪の毛をキレイにしたいと思っています。

 

 

2012年5月16日 (水)

ビビリ毛の修正♪素髪&コーティング編

先日、修正したものに、さらなるダメージを与えてみましたeye

アルカリ度4のシスアミをたっぷり付け200℃のアイロンで15秒間プレスdash
出来上がったのはスーパーポーラス毛sweat02

1_29かなりヤバイですsweat01
クシを入れるとすぐに切れてしまいますcoldsweats02

最初にコーティング剤を使わない素髪修正からpaper

ラクトンチオールとシスアミで軟化
とりあえず10分でプレーンリンス

いつもの栄養分をたっぷり入れ込んでクリープ20分(45℃)

ドライしてアイロン
ノンテンションでプレスのみ(110℃)

2液は加水1.3%⇒ブロム酸7%
*加水もブロム酸も濃度を上げれば定着率は高くなるが、同時にダメージも大きくなるので毛髪の状態によって濃度は変えるべき。

結果は・・・

2_24最初よりはかなりマシになったが微妙ですcoldsweats01

続いてカチセロを使用したコーティング修正paper
今回も薬剤はラクトンチオール&シスアミ
もちろん酸性領域です。
そこにカチセロを投入

タイムは状態を見ながら20分
プレーンリンス後、いつもの栄養分をたっぷり
クリープなしでドライ&アイロン(110℃)

2液は加水のみ
ヘマチンたっぷり
結果は・・・

3_16見た目ではあまり変化はありませんが、触った感じでは先ほどより良くなった感じheart01

やはり、スーパーダメージ毛にはある程度コーティングも必要ということだと思います。
しかし、傷み過ぎた毛髪の修復には限界があるということでしょう。

これほどのダメージになることはまずないと思いますが・・・

2012年5月14日 (月)

アイロンでビビった前髪の素髪矯正

カールローションで濡れた髪にストレートアイロンでプレスしビビった前髪wobbly
家族に美容師がいるみたいだけど、ビビリ毛の修正は無理だから伸ばして切るしかないと言われたみたい。

1_30写真では分かりにくいですがダメージでのビビリと毛先が折れた状態ですsweat01

2_25今回は素髪で修正ということでコーティング剤はなし!

シスアミ&ラクトンチオールのダブル還元
セラミド・シスチンはたっぷり補給
もちろん酸性(ph5.5)で

遠赤で10分
プレーンリンス後、ケラチン・コラーゲン・セラミドなどを補給してクリープ20分
*いつも通り

アイロンは140℃

2液は加水1%

3_17薬液もアイロンも弱すぎたので若干残ってしまったsweat02
でも、手触りと質感はかなり回復note
かなりブローしないと真っ直ぐできなかったみたいだけど

4_12軽くブラシを通すだけでサラツヤにshine

カチセロなどのコーティング剤を薬液に混ぜればもっとツヤ感がUPupするんだけど素髪を謳った以上コーティングは×impact

ビビリ毛の修正は可能なんだけど、今まで使ってきた薬剤がが分からないのでソフトにしていくので若干修正が甘くなる時がある。
でも、1度してみれば状態は分かるので修正できますpaper

2012年5月10日 (木)

素髪矯正♪ワンメイク・クリープ編

モデルは、パーマ&矯正、トーンアップ&黒染めを繰り返したクセ毛の女子高生wobbly
クリープ期を利用したミラクルスリムトリートメントでしっとり、サラツヤのストレートを目指しますpaper

1_32見た目以上に毛先は傷んでるsweat02
いつも通りの技法では面白くないので、根元から毛先まで同じ薬液&放置タイムでチャレンジsign01
*このレベルのクセ&ダメージで根元と毛先の薬液や放置タイムを変えればキレイに出来て当然なんで・・・

まず、髪の毛を乾かして、毛先にバッファ剤を塗布し酸のみ毛髪内に留めるためドライ
次に毛先に濃度1%のヘマチンを塗布
続いて、ヒアルロン酸などでブロック

薬液は、アルカリ度4のチオとシスアミを1:1でミックス
素髪矯正と謳っている以上、カチセロなどのコーティング剤を薬液に混ぜたりしませんpaper

ワンメイクで根元から毛先まで塗布し、自然で15分放置

プレーンリンス後、浸透剤とケラチン・コラーゲン・ヒアルロン酸・セラミドなどを塗布
45℃のマイクロミストで20分クリープ

ドライ後、アイロン
スライス幅は5mm以下
温度は140~160℃

2液は1.3%の加水
加水によるダメージが気になるので放置タイムはほぼなし

フィンガーブローでこの仕上がりheart04

2_27なかなかいい感じに仕上がってるでしょnote

もっとキレイになるってear
そりゃ、そうでしょ
薬液や放置タイムを部位によって変えたり、アルカリの低い薬液ですればsweat01

ごく一般的なストレート剤を根元から毛先まで一気に塗布し、放置タイムもそこそこでしっとりサラツヤ、しかもクセもキレイに伸ばすってけっこうムズイんですpaper

前処理剤やクリープ時の処理剤の濃度でかなり結果が変わります。
ただ、同じものを使用すればキレイになるというものではありません。

特にクリープ時に使用する処理剤の濃度は重要ですsign03
パーマの時はリッジの出方が全く変わりますので、ハッキリわかりますpaper

良い処理剤を適正な濃度で施術しているサロンを探すことが重要ですよwink

2012年5月 8日 (火)

クリープパーマ時の蒸しタオルは意味がない!?

先日、クリープ時の蒸しタオルは意味がないと言ったため同業者からお叱りメールが来ましたbearing
自分が言ったことをウィッグを使い証明したいと思います。

左側には蒸気がいかないようにラップを巻いてます。

1_33この状態で20分遠赤で加温
クリープの場合アニオンロッドがいいと言いますが、うちの技法ではウェーブの差はあまりありませんでした。
*今回はうちの通常の技法と違い、よくメーカーさんがすすめてる技法です。

ロッドオフの状態

2_28蒸しタオルなしの方がリッジがしっかり出てるのが一目瞭然sign03
前から見ても

3_18やはり蒸しタオルなしの方がリッジが出てるsign01

プレーリンス後

4_13バックも

5_8

 左に比べ、右側の方がダレてるのがわかるcoldsweats02

乾かしてみると

6_3はっきり違いがわかるpaper

7_2ボリュームのポイントが明らかに違ってるでしょwink

だから、クリープパーマの時蒸しタオルするサロンではやめた方がいいんですよpaper

クリープは50年以上前からある技法で奥が深いものなんでしっかり研究しているサロンですると本当の良さを体感できます。

2012年5月 6日 (日)

クリープパーマの良さが実感できてない(- -;

最近、一般的になってきたクリープパーマ
実際、どれくらいの美容師が本当のクリープパーマの良さを解っているのだろう?
ホントのクリープの良さを実感したお客様がいるのだろう?

クリープパーマとはクリープ期を利用したパーマ
だから、クリープ期を利用していればどれも正解
しかし、本当の良さは正しく施術しないと感じることが出来ない。

クリープ期とはパーマの1液を流し、2液を塗布する前のことを指している。

クリープパーマとはクリープ期に湿熱を加えたり、ドライすることでカールをしっかり出すことの出来るパーマ

パルッキーなどのナノミストで5分程度湿熱を加えてクリープって言ってるメーカーさんがいるけど間違い!

中には5分くらい中間水洗をするって人もいるが、湿熱っていう面ではOKかも?しれないが、水圧で髪が傷んじゃうんで大間違い!

最悪なのは蒸しタオルをかぶせ加温することが加湿って言ってるメーカー
蒸しタオルなんて何の意味もない!
そのままキャップして加温と何の変りもないのはチョット考えればすぐ解る。

パルッキーなどのナノミストは基本的にクリープには向いてない。
*クリープ時に圧縮蒸気などで過剰に加温すると毛髪内部のCMCが崩壊し、クリープパーマ独特の粘弾性のあるカールを得られないばかりか、乾燥しやすいダメージ毛になってします。

クリープはゆっくりとコルテックスを移動させることでダメージを最小限にとどめながら粘弾性のあるウェーブを出すことができる。
*この辺はミストの大きさや温度、タイムでリッジの違いを検証している人が少なすぎることが原因だと思う。

クリープ期を利用するならゆっくり時間をかけないと本当の良さを感じることはできないのが常識。
ウチでも5分と20分の加温加湿ではウェーブの粘弾性が全く違った。

また、一般的なクリープパーマは普通のパーマ(コールドパーマ)よりダメージが大きいのはあまり知られていない。
特にドライを間に入れる場合はダメージが大きくなる。

クリープパーマの本当の良さを実感したいなら、スチーマーを使用してるお店(マイクロミストがオススメ)で湿熱を充てる時間が少なくても15分以上のところを選ぶべき。
なぜなら、細かいミストを使ったからって結合がズレる速度が上がるわけではないから。

メーカーさんによっては、クリープ前にバッファ剤やヘマチンなどの塗布をすすめるところもありますがクリープの良さを感じるためにはオススメ出来ません。
ただ、中間水洗で1液が残留した場合の危険回避としてはありかもです。

★間違ったサロンの選び方(クリープパーマ編)★
・クリープパーマが通常のパーマより高いサロン!
 値段が高いとする人も少なくなるので技術力が足りない場合が多い。

・デジパやエアウェーブをしているサロン!
 クリープをしっかり理解していれば同じレベルのカールを出すことが出来るのにダメージの強いホット系パーマはしないはず。

・クリープ時に圧縮蒸気(パルッキーなど)を使っているサロン!
 急激な加温はウェーブの粘弾性をなくし、ダメージを与えることを理解していないから。

・蒸しタオルなどでクリープをしてるサロン
 あまり意味のないことをして出来てると思っているということは、クリープを理解していないということだから。

・必要以上に中間水洗をするサロン
 膨潤した髪に何分もシャワーをあてると水圧で髪にダメージを与えてしまうから。

・湿熱をあてる時間が10分以下のサロン
 コルテックスがゆっくり移動することで粘弾性が出るので、時間が短いとホントの良さを感じることができないから。

もっとたくさんあるけど、お客様が見てわかるのはこれくらいかな。

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専門的になってすみませんm(_ _)m
同業者からメールでクリープパーマについての質問が多いのでウチで検証してメーカーさんの言ってることで間違ってると思えるところを簡単にまとめてみました。
あくまで個人的見解ですので反論なしでお願いします^^
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