ポーラス毛にスーパークリープ&ZEROシステム
今回のモデルは、パーマとカラーを繰り返し、毛が切れまくってるポーラス毛
写真では分かりにくいですが、毛先は退色してキンキンになってます
毛先はスカスカです
前回は酸性域でのパーマをしたのですが、中性~アルカリ域では出来ないかとの質問がありましたので挑戦してみました。
薬剤は、システアミンとチオのダブル還元
PH7.5 アルカリ度数1.25
全体にプロポリスを塗布
薬剤は攪拌し、急激な反応が起こらないようにしてます。
ロッドは26mmと前回(23mm)より短いのにさらに大きなロッドを使用
(写真を撮り忘れた)
中間リンス後にZEROシステムで残留毒素を除去し、栄養補給してクリープ
クリープ後にヘマチンやバッファ剤を塗布し2液
この写真だと毛先がキンキンなのが分かるでしょ
ロッドアウト後に活性酸素やアルカリを除去し、プレーンリンス
スパーダメージ毛でもしっかりリッジが出てるでしょ
今回はセラックも使わず、中性域でこの柔らかいカールとリッジはナカナカのもんでしょ。
セラックなどの処理剤を使用すればさらにしっかりとしたリッジが出ますよ
ZEROシステムとスーパークリープを使うことでダメージ毛にもキレイなカールをかけられます。
薬剤や理論をしっかり解っていれば、ダメージ大きいデジパやエアウェーブを使う理由がなくなりますね。