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毛髪のダメージ補修と皮膚科学について常に研究をしてます。 内閣府認定・公益法人毛髪科学協会・会員  取得協会認定資格   毛髪診断士&認定講師 休日は、国宝の建造物めぐりをしながら撮影 夏はダイビングをしながら海中撮影 気候のいい時は自転車で走り回ってます。 沖縄三線を引きながらの晩酌が日課です。

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2013年6月12日 (水)

処理剤での違い【パーマ】セラックvsプロポリス

同じような効果のある処理剤の違いを比べてみました。

セラックvsプロポリス

セラックはガイガラムシが分泌する樹脂状物質を精製して得られる   天然樹脂
プロポリスはミツバチが集めてきた樹液に唾液の酵素を混ぜ、さらに花粉や蜜蝋を加えてつくったもの。

セラックの成分
樹脂約75%、ワックス約5%色素約7%、その他

プロポリスの成分
樹脂55%、ワックス30%、油性物質10%、花粉5%、ミネラル5%

成分的には2つとも樹脂とワックス成分で大部分を占めている。

薬剤はチオ+システアミン
アルカリ度数は3
ph8.2
の一般的な強さで検証
向かって右がセラック、左がプロポリス

1_18ロッドアウト直後、カールの大きさに違いはない。
写真では判りにくいのだが、プロポリスを使用したほうがツヤがある。

プレーンリンス後

2_17

 
リッジはセラックを使用したほうが若干ある。
しかし、なめらかさはプロポリスに軍配が。

両方共ハリ・コシUPし、リッジもよく出るが大きな違いがある。
セラックはハリ・コシUPとリッジに特化している。
プロポリスはそれに柔らかさとツヤを加えた感じ。

髪質や求める質感によって使い方を考えるとより良い結果が生まれるでしょう。

セラック、プロポリスともハリ・コシUPは天然樹脂によるものなので、使用する側としては好みが分かれるところだと思う。
しかし、ダメージ毛や細毛、猫毛には必要なアイテムだと思います。
ケラチンやコラーゲン・ヒアルロン酸などの従来の処理剤だけでは対応が難しくなってきているのも現状なので。

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